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まはえクリニック院長・スタッフブログ

2012年5月 8日 火曜日

解熱剤の使い方

こんにちは!
静岡市葵区山崎 まはえクリニック 内科・循環器内科 院長ブログへようこそ!

今日はすっきりと晴れています!
ても冬の透き通る様な青空とは少し違いますね
夏がどんどん近づいてきています


昨日は風邪を引いた際の
発熱の効用について書きました

風邪の原因のほとんどはウイルス
ウイルスは37℃付近でもっとも盛んに増殖します

発熱によって増殖能力を弱めると共に
免疫力を高めてウイルスを駆逐します!


では、熱を下げる『解熱鎮痛薬』の出番はないのでしょうか?

風邪を治す薬はありません
インフルエンザ等、一部のウイルスを除いて
抗ウイルス薬は一般的ではないからです

では、誰もが望む『早く風邪を治す』には???

私は患者さんに
『①水分』
『②食事』
『③睡眠』
とお話しています

確かに解熱しないほうが早く治る傾向があるのは事実ですが
上記3条件に勝るものではありません


つまり、
ぐったりして水分や食事を摂取できない
のどが痛くて食事が摂れない
体がだるくて眠れない

このような場合はむしろ積極的に解熱剤を使用すべきです
従って、使用方法は【頓服】ということになります
毎食後、という飲み方ではなく
状態に応じて指示通りに内服します


脱水はお子さんやお年寄りにとって致命的になるだけでなく
風邪の際の『だるさ』は脱水によるものかもしれません

但し・・・

発熱自体が悪さをするわけではないのですから
解熱は最小限にすべきです

つまり、なにも平熱に下げる必要はまるで無く、
たとえば
39.0℃ ⇒ 38.0℃ となって
だるさが取れれば効果ありと考えます。

さらに、
37.5℃でもだるければ解熱剤を使用し、
39.0℃で元気ならば解熱剤は不要

以上のような事が、風邪の際に解熱剤を使用するポイントです


例外を少し
小さいお子様、高齢者
基礎疾患(心臓病・腎臓病・呼吸器系疾患・免疫不全)をお持ちの方
などは個別の判断が必要ですので
早めの受診をお願いします

また、「どうしてもお仕事を休めない」という現代人は
お薬で症状を抑えながら仕事をする必要があるかもしれませんね
しかし、その際は治療が長引くことは覚悟です・・・